セフレと仲良くしながら、なおかつ本命の相手を抱えてよろしくやっている人がいますよね。
モテない私のような男からすれば、もううらやましくてたまらない話です。
ついつい愚痴の一つもこぼしたくなります。
セフレを相手につまみ食いなんかやってないで、本命の相手を大事にしてやれと。
ただ、モテる男に言わせると、本命の女性とセフレはまったく別バラのようです。
メインディッシュとデザートみたいなものでしょうか。
簡単にいうなら、セフレと本命は、できることが違うとか。
セフレに対しては、初めから身体だけの関係だと割り切っている意識が強いので、本命の相手には絶対に言えないようなわがままが言えるのです。
例えば、SM趣味をはじめとする特殊な性癖を持っている人は、そのことを最愛のパートナーに打ち明けることができず、けっこうさびしい思いをしているようなのです。
我慢しようと思えば、できないことはない。
ただし、性行為というものは人間の本能的な欲求に直結するものなので、その我慢がいつまで続けられるかと問われれば、非常に厳しい問題なのです。
本来的に、性行為とはストレス解消のために行われる側面もあるので、そのための手段が奪われると、日常生活の中で溜まった不満が爆発します。
不意の爆発を防ぐためにこそ、セフレが必要なのです。
お互いに、「この人とは身体だけの関係。
ストレス解消のためだけのつながり」ということが分かっているので、多少のわがままも言えるのです。
縄で縛って、ろうそくで絞めて――耳を疑うようなこんなお願いも、できてしまうのです。
セフレとの関係は、あくまでギブ＆テイクが前提になります。
本命との関係においても、そのことは確かに言えるのですが、もともと心出のつながりが弱い分だけ、セフレとの関係においては、「先立つもの」が欠かせません。
それはお金で会ったり、あるいはそのほかのものであったり。
人によっていろいろですね。
それに対して、本命とのセックスは、あくまで心のつながりが前提です。
セフレ希望のエッチな女の子なんて、本当にいるの？
エロい女性、要するに性欲の強い女性について考えることは難しいです。
なぜかと言えば、ものの見方によって、全ての女性は性欲が強く、またその反対に性欲があまり強くないということができるからです。
要するにとらえ方の問題です。
女性だって、性欲はもちろん感じるわけですが、そこのところを「男性と同じように感じる」というわけにはいきません。
言葉は多少悪いかもしれませんが、男性の場合、「やらせてくれれば誰でもいい」というふうに、かなり大雑把な性欲の感じ方をするのに対し、女性は、「好きな人に対してなら、自分の欲望を開放してもいい」という考え方をします。
初めから、性欲が盛んな女性などいません。
そんなことより先に「誰かを好きになること」のプロセスが必要なのです。
だから、なんの根拠もなく、あの女は絶対にエロいぞというふうに、おかしな色眼鏡をかけて、女性のことを判断するのは失礼です。
とはいうものの、男女の恋愛沙汰はそれほど単純な問題ではありません。
一目見た瞬間に好きになれた人と、そのままさしたる障害もなく幸せなゴールインを果たすなど、まず考えにくいことです。
人を好きになるということは、それ相応の苦悩を味わうということです。
好きになった人に振られたら、あるいは、はじめから振り向いてもらえなかったら、さぞかし辛いことでしょう。
しばらくは、他の異性と健全な関係を傷校などと、前向きに考えられたら大したものですが、多くの女性は意気消沈します。
女性の性欲は、さびしさに起因する部分もあるので、例えば恋人を失った後、他の誰かに振りむいてほしくて、自分のよさを認めてほしくて、女性がアクションを起こすということが考えられます。
例えば、短いスカートなどをはいて大胆に攻めてみたり、お化粧に気合を入れたり。
すでに説明したとおり、男性と同じような形で性欲の強い女性はいませんが、それは感じ方の違いです。自己アピールが強そうな女性を見かけたら、あの子は今、心がオープンになっているのだなと判断してもよいかもしれません。
