
日本の規制として売春が規制されてないことをご存じでしょうか。
売春した女性も、それを買った男性も規制は一切されないのです。
ただし、売春を斡旋した人には犯罪として罪になるとなっています。
売春というと、お金によって相手に女性の性の権利を譲渡するという意味を含みます。
そこで、何かして欲しく無いことをされても、文句は言えないというのが基本にあります。
つまり援助交際のような契約上でセックスを行なった場合、例え女性の嫌がることをした、避妊をしなかったなどがあっても、何も文句は言えないということになるのです。
もちろん殺人や身体に傷を付けたとなると、それは性の権利とは別に障害や殺害ということになってしまいます。
夫婦関係も結婚ということで、女性の性を譲渡するという意味があります。
ですから、夫婦関係の中で強姦罪は成立しないわけですね。
例えばレイプのように女性が嫌がっているときに、セックスを強要したとしても、それも強姦にはならないわけです。
もちろん、その行動が離婚の理由として、性格的についていけないということにはつながります。
しかし、このように売春という法律的な軽さが、実は夫婦関係の中でも生きているということですね。
これは50年以上前に決まった法律なので、とても女性を軽視しているとも言われていますが、まだまだ改定されないようですね。
例えば売春相手に暴力を与えられてそれから逃げるために、もし相手を刺してしまったとしても、一般の女性がその場に至ったときとはまったく違った判決が出ます。
現実に池袋売春死亡事件というもので、それははっきりさせられました。
このように、女性の性の権利を放棄するという意味の重要さをもっと考えてほしいですね。
何があっても、守ってくれるものもないということですね。