
その場しのぎ、あくまで性欲処理のためだけにセフレとの関係を持つ。
男性の多くは、このように考えるそうです。
私自身、セフレについてどのように考えるのかと問われれば、そのような価値観を口にします。
けれども、その場しのぎの関係という考え方は、あくまで男性特有のもの。
ごく当たり前の話なのですが、女性の場合は「他の誰でもない自分のことを大事にしてほしい」という願望が非常に強いので、とっかえひっかえ違う相手と身体の関係を持つという価値観に理解を示せません。
人にもよりますが、女性は一途なのです。
どうせ関係を持つなら、最後まで面倒みてよ。このような本音を抱いてサイトを利用している女性は結構いますから、セフレ観というものが人によって、特に男女の間でどれほどの違いがあるものか、考え始めるとなかなか興味深いものです。
女性が、男性のどこを見て判断しているものか。
顔や性格がいいのはもちろん、どのくらいの経済力を持っているか。
どのような過程で生まれ育ったか?
住んでいる地域は、本人の趣味は?
など、非常にシビアかつ多岐にわたる視点で男性を値踏みした揚句、心の中でこっそりと合格点を出しては、「本命の恋人になってもいいかな。この人なら」というふうに、決心を固めるのです。
もちろん、出会い系サイトを利用してセフレを求めている全ての女性が、セフレを相手に本気のレアいをもくろんでいるわけではありません。
そのつもりで構えてサイトを利用すると、けっこう恥をかくでしょう。
ただし、世の中は広いですから、場合によってはセフレとしての関係を前提として付き合い始めた女性と、やがては本命の恋人同士として、お互いが納得し合える関係を築いて行ける可能性も、決してゼロではないのです。